【断念】INC February(ムーンシリーズ)使用構築
時は2月。
テスト直後。
世はポケカ。
合宿とその後の1週間を丸々破壊したインフルエンザ。
完成しない構築。
揃わない個体。
直前になってまるで勝てなくなるSD。
今回はもう始まる前から最悪。
ムーンシリーズへのモチベは地に落ち、個体を借りるなり新規育成するなりで既存の並びを再現するだけで精一杯でした。
それでもやるだけのことはやろうと頑張ってみました。
今回から結果はどうであれ自分が構築を組むにあたって考えたことをなるべく細かく書いていこうと思います。構築力が上がるのではという意図がある他、せっかく組んだ構築なんだから供養しようというのもあります。
結果がゴミな割に2ROM分長々と書いてあるので気に入らない方はブラウザバックお願いします。
以下常体
結果報告
メインロム(TN アナスタシア)
最高:1647(最終日)
最終:1597
18試合消化、13勝5敗
サブロム(TN Mio☆Honda)
最高:1646(初日)
最終:1610(2日目)
19試合消化、14勝5敗
どちらも連敗にメンタルを持っていかれてやめてしまいました。メインに至っては3回連続でルナオーガに負けてしまい、対策や立ち回りの甘さを突きつけられ自己嫌悪に陥りました。
使用構築
サブ→メインの順で組んだのでこの通りに紹介します。
以下、常体。
サブロム使用
構築経緯
・結局自らの手で構築を生み出すことはできなかったので、理解度の高い既存の構築を使おうということで初期に研究していたラテンを選択。
・猫リレーしながらジオコンを積み、猫要因を切りルナアーラ氏に出しからの自己暗示で並べるのがコンセプトということまでわかっていたので、並びをまずそのまま模倣。
・ルナアーラは本ルールにおいて専用Z技という強力な持ち物を与えられており、このルールならではの強さを発揮すると見て使用を決定。
・しかし、ゼルドールナガエンで選出が基本的に完成しており、クロバットの選出が著しく低く感じたため、ルナアーラの通りを悪くするイベルタルや、ゼルネアスを通りづらくするホウオウに対して強力な打点としてカプ・コケコを選択。
・この構築を組んだ後、海外の大会でコケコとドクロッグの枠がアマージョとツンデツンデになった構築が上位に複数存在していたことが目に留まったが、試したところでツンデツンデの用意が間に合わないのでこのまま使うことにした。
個別解説
特性:ファントムガード
213(4)-×-109-189(252)-127-163(252+)
H:奇数
C:ルナアーラZの負荷を上げるべく振り切り
S:ミラーで同速勝負が仕掛けられなくなるのはディスアドが大きいため最速
-まもる
→ファントムガード管理のため、狙われるため
-じこあんじ
→味方のジオコンをコピーすることが構築コンセプトであるため。
→Z技用、命中威力安定の一致技。ルナアーラの採用理由。
構築のメイン。
ゼルネアスを立ててから自己暗示をし、ジオコンを積んだ伝説を2対並べて絶望させることがコンセプト。初日はちゃんとしたパーティ相手にもかなり決まった。
INC本番が久々の使用だったが、ルナアーラZの崩し性能にはやはり目を見張るものがあったので、先にゼルネアスを立てるより補助しつつルナアーラで崩した後に半壊した相手の前でジオコンを積む方がよかった。また、最速なのでゼルネを通しにくい相手のルナアーラに対して同速を仕掛けた方がよかったのではないかという反省点もあった。勝ち試合もルナアーラ前の方が多かった。
テキサスに対し選出してしまい完全に腐ったことがあったので、禁伝とはいえ脳死で出していいポケモンではない。
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
201-×-115-177(204)-125(52)-166(252+)
H:奇数
C:残り
D:222カイオーガの雨下ダブルダメ潮吹き確定耐え
S:補助込みで積むため最速
-まもる
→あり得ん狙われるため、積みターン調整のため
-ジオコントロール
→ゼルネアスの採用理由。パワフルハーブ必須。
→積んだ後の全体技の負荷がとても大きいため。
→ワイドガード持ちの前で腐るのを防ぐため。
構築の大本命。勝ち筋をこのポケモンに依存していると言っても過言ではないと思う。
前に出して介護しつつさっさとジオコンを押すことを意識しすぎていたのが、メタに引っかかって簡単に崩されることが多かった。一番扱い慣れた伝説だと思っていたがそんなことはなかった。
ガオガエン@ピンチベリー
特性:威嚇
196(204)-135-110-90(0-)-154(236+)-89(68)
H:4n
D:11n 183↑↑ゼルネアスのムーンフォース乱数12.5%落ち
S:追い風下最速109族抜き
→ガオガエンの採用理由。ゼルネアスが積む隙を作るため。
-とんぼがえり
→ガオガエンの採用理由。ルナアーラ等伝説の無償降臨やコケコ、ドクロッグとのサイクルを回すため。
-バークアウト
→ガオガエンの採用理由。ルナアーラ、ゼルネアスに対しストッパーとなるため。
→ガオガエンの採用理由。草枠、主にフェアリー半減の草鋼に対する打点。
猫リレーの要。基本的に猫ループを狙って猫蜻蛉を押すが、ルナアーラミラーでは居座ってバークアウトを連打するゲームをしていた。
Sはサン終了後に教わったラインをそのまま使用し、ガオガエンに対しても余裕の顔して猫だましを押していた。
ガオガエンの採用理由ははっきりさせないとダメだと思っていたが、上記のように「採用理由はガオガエンだから」と言われる理由がわかった。
特性:ムラっけ
162(252)-×-55-×-66(4)-139(252+)
H:ムラっけで変動しないためここに振り切り
S:上から催眠技を打ちたいため最速
→ドーブルの採用理由。ゼルネアスの積む隙を作る。
→ドーブルの採用理由。ゼルネアスの積む隙を作る他、ルナアーラ同士のミラーで縛りを解除する。
→ドーブル自体の採用理由には至らない選択枠。カイオーガ、グラードンの前で強気に動けるようにする。
-あくまのキッス
→「キノコのほうし」と選択枠。ムラっけ採用のため命中UPの可能性もあること踏まえ、草タイプ、防塵ゴーグル持ちに通るこちらを選択。
猫リレー枠。このポケモンがいるだけで伝説がかなり動きやすくなる。
あくまのキッス採用のため命中アップを期待していたが逆に下がることが多く、自覚は微妙だった。
特性:かんそうはだ
177(148)-154(108+)-85-×-117(252)-105
H:8n+1(かんそうはだ効率最大)
A:11n
D:振り切り、194トルネロス化のぼうふう確定耐え、147カプ・コケコのEF下10万ボルトZ確定耐え
→ドクロッグの採用理由。ガオガエン、ドーブルとループすることで相手の動きを縛る
-フェイント
→ゼルネアスの縛りを広げるため、タスキ持ちを落とすため
-どくづき
→一致技、カプ系、単草タイプに打つ技。
-けたぐり
→一致技、貴重なガオガエン2倍打点。
猫リレー枠。配分はとても綺麗だと思う。
久しぶりに使ってみた結果カイオーガの相方(ルナアーラやカミツルギ、無天候状態のガオガエン)に破壊されることが多く、カイオーガ側の対策に嵌っていた感があったのでオセアニア構築がここをアマージョにした理由がなんとなくわかった。見直しが必要だった枠。
カプ・コケコ@デンキZ
特性:エレキメイカー
146(4)-×-105-147(252)-95-200(252+)
H:残り
C:デンキZの負荷を上げるため振り切り
S:同速で負けるのは気持ち的に嫌だったので最速
-まもる
→紙耐久アタッカーなので即死させないため。
-ちょうはつ
→モロバレル、ドーブルを完封するため、ゼルネアスに積ませないため
→ガオガエンなどの猫要因とサイクルするため
-10万ボルト
→Z技用。命中威力安定技。雨を始動しないので雷は不採用。
ルナアーラが止められる構築に対し選出し、サイクルを回しつつZによる崩しを行う。
S130からのデンキZはやはり優秀で、伝説を片方選出しなくてもパワー不足を感じさせなかった。
対テキサスでゼルネアスをZ急所で飛ばしてくれたおかげで試合が非常に有利になった。
選出
・基本選出
先発:ゼルネアス+ドーブル
・対テキサス
先発:カプ・コケコ+ドーブル
後発:ゼルネアス+ガオガエン
・対しょーもな6
先発:ゼルネアス+ガオガエン
・対ソルガレオ
後発:カプ・コケコ+ガオガエン
きつかった構築
・トリックルーム構築(ルナオーガ、ディアオーガ)
あらかじめこう決めていたせいで基本選出を意識しすぎてしまい、実際に基本選出をするよりここに書いた対ソルガレオ選出をした方がよかった試合もあった。
負けた試合のうち半分がトリックルームだった。色有利のソルガレオは苦しくないが、ルナアーラに対し初手にゼルネアスを投げたパターンやディアルガ入りは立ち回りが難しかった。下手くそ過ぎた。
メインロム使用
構築経緯
・ルナゼルネやその他の構築を使用していてゼルネアスを通すことが勝ち筋としてわかりやすいと感じ、ゼルネアスの採用は確定とした。
・今回のルナゼルネやサンルールでのオーガゼルネの経験、別構築制作時にゼルネアスを採用した際感じたこととして、
①ガオガエンを相方で処理できたら楽
②カイオーガの前で無理やり積めなくはないが負担を減らしたい
③準備してしっかり立てて通す系の伝説はゼルネアスだけにした方が使いやすい(相方はサイクル性能が高い伝説にしたい)
これら3つのポイントが挙げられたので、これらを全て満たすポケモンとしてグラードンを選択。同時にグラゼルネ構築の模倣を開始。
・晴れにより性能上昇を見込めるガオガエン、ガオガエンと縦の補完、ゼルネアスと横の補完が良いモロバレルを採用して回してみた結果、かつてイベルタル入りを試していた時のメンツとほぼ一致し使いやすかったためこれで確定。
・ここまでではホウオウに完封されてしまうため打点であり余っていたZ枠としてカプ・コケコを採用。ここまでがいわゆる本ルールのBIG5と呼ばれるものであり、確かな強さがあった。
・ラスト1匹は模倣するにしてもファイアロー、ウルガモス、フシギバナ、ツンデツンデ等多彩で、テスト的にフシギバナを採用して回していた。
個別解説
グラードン@ピンチベリー
特性:日照り
204(228)-172(12)-161(4)-×-156(252+)-112(12)
H:4n
A:余り
D:167フシギバナの草結び確定耐え、222オーガの晴れ下潮吹き超低乱数2発(3.5%)
S:追い風下準速フェローチェ抜き
-まもる
→狙われるため。サイクルできるので1ターン生き残るアドが大きいため。
→火力を削いでいる分を補って圧力をかけるため。
-ほのおのパンチ
→岩技、吠える、炎Pどれもあまり打たないため無限に悩んでいたが、ランドロスに打点を持つためこの技に落ち着いた。
→グラードンの採用理由。命中不安だがフェアリーの補完が良く火力が高い一致範囲技として不可欠。
他人の試合やブログを見ていて「硬いグラードン強え!」と思い慎重HDを採用。ジオコン後のゼルネアスと並べるのが最も強いのでそれを意識した。
メタが激増し断崖の剣の通りがあまり良くなかったのでA補正にしてパーティに重力を入れても良かったかもしれない。
実際に強かったが対オーガは永遠の課題だった。
結果を残したグラードンは岩技持ちが多いように思えたが、自分のマッチングに岩技が必要だったかと言われるとそうでもなかったため結果的にこの技構成でよかったと思う。
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:せいめいのみち(フェアリーオーラ)
221(156)-×-123(60)-183(124+)-119(4)-140(164)
H:4n+1(謎)
C:臆病振り切りと同値
D:残り、183ゼルネアスの+2マジシャ乱数3発(77.8%)
S:最速ドーブル抜き
-まもる
→狙われるため。
-ジオコントロール
→採用理由。不可欠。
→高負荷全体技。不可欠。
→高威力単体一致技。ワイガ持ちの前で腐らないため。
構築の要。ジオコン押したがりなので基本的にモロバレルと並べていた。
グラゼルネの並びにプランが立っている構築やピンポメタに対する知識が薄く、ファイヤーに吠えられたときはスターバックスで発狂した。知ってたはずなのに...
ガオガエン@ピンチベリー
特性:スカーチャージ(威嚇)
196(204)-135-110-90(0-)-154(236+)-89(68)
調整はサブと同じ
→ゼルネアスが積む隙を作るため。
-とんぼがえり
→コケコ、グラードンとサイクルを回すため。
-バークアウト
→ルナアーラ、ゼルネアスに対しストッパーとなるため。
→晴れで強化されるため。
サンムーンどちらでも主役を張ったポケモン。困ったら選出するくらいには頼り切っていた。天候パである以上切りどころがむずかしく、早々に切ってしまうと相手の裏から出てくるポケモンを止められなくなることが多かった。
カプ・コケコ@デンキZ
特性:せんじんのまい(エレキメイカー)
146(4)-×-105-147(252)-95-200(252+)
調整はサブと同じ
-まもる
→即死回避、トリル等のターン調整。
-ちょうはつ
→モロバレル、ドーブルを完封するため、ゼルネアスに積ませないため
→ガオガエンなどの猫要因とサイクルするため
-10万ボルト
→Z技用。命中威力安定技。雨を始動しないので雷は不採用。
本構築の火力持ちであり、第2のエース。伝説が片方出せない代わりにコケコが通っている時はコケコベースで攻めることを考えた。ガオガエンとのサイクル相性もやはり良かった。挑発も打てば決まった。
しかし、S操作を決められると上からワンパンされるため腐ってしまう点が気になるポケモンだった。
モロバレル@バコウのみ
特性:再生力
221(252)-×-103(100)-105-132(156+)-31(0-)
H:振り切り
B:222グラードンの+1ダブルダメ断崖の剣確定耐え
D:177トルネロスの暴風Zバコウのみ込みで確定耐え
S:最遅
-キノコのほうし
→モロバレルの採用理由。ゼルネアスを介護するため。
-いかりのこな
→モロバレルの採用理由。ゼルネアスを介護するため。
→モロバレルの採用理由。相手のゼルネアスに対するストッパーとなるため。
→切りたくない枠。カイオーガ、グラードンに対する一致抜群打点。
無難に強かったポケモン。バコウのみも発動機会がかなりあった他、飛行タイプに突っ張ることが合法化されることがとても大きく、採用は正解だったと思う。しょーもな6のようにサンルールと大きく先述の変わらない構築には立ち回りやすかった。このポケモンがぱっと見刺さっている構築は多いが、不意Zで破壊してくるパターンが多く、考慮しきれなかった。
ファイアロー@ヒコウZ
特性:はやてのつばさ
155(12)-140(212+)-95(28)-×-90-178(252)
H:奇数
B:182テテフのPF下サイコショック確定耐え
D:余り
S:最速カミツルギ抜き
-ちょうはつ
→トリックルームや壁展開の阻害用。
-おいかぜ
→この構築唯一のS操作技。
→グラードンの日照りにより強化される一致技。カミツルギ等グラードンを縛ってくる鋼を縛るため。
→ファイアローの採用理由。ウルガモス、フシギバナに強く圧力がかかる。特性により先制で打てるZ技ベース。
今回の諸説of諸説枠。結局グラゼルネミラーは起こらず、この枠をこのポケモンにしてしまったために勝てる相手を減らしてしまった。
本来この枠はフシギバナで考えていたが、めざ炎が間に合わない、ねむりごなを採用するか迷う、ねむりごな採用の場合準速にするか最速にするかで悩み悩んで答えが出なかった結果、先に育成を終えたこのポケモンを採用することとなった。
パクリ元の採用理由を把握していなかったため、どんな構築に出すべきかも全くわからず、出した試合はヒコウZをテテフ後投げに止められ出オチしてしまった。(バナ引きは見えていたのでZ追い風を打つかギリギリまで迷った)
この枠はメタに対するメタを張る役割があり、グラゼルネで最も大切な枠だったということに気づかされた。威嚇を気にせずランドロスなどに打点があるホノオZウルガモスか、テキサスにあり得ん刺さるめざ氷フシギバナが正解だったと思う。
当日公開されたゲーム部動画のサムネを見てリザードンにすればよかったと思ってしまった。
この顔されたい。
選出
・基本選出
先発:ゼルネアス+モロバレル
・対テキサス
先発:カプ・コケコ+モロバレル
後発:ガオガエン+ゼルネアス
・BIG5+ウルガモス
後発:グラードン+ゼルネアス
・対オーガネクロ
先発:カプ・コケコ+ガオガエン
きつい構築
・浮いてる伝説+オーガ+避雷針
・霊獣ランドロス入り
メタに引っかかると勝てない構築であり、特にランドロスに隙を見せると無双されてしまうのがきつかった。
以下敬体
感想・反省
ルナゼルネは元々自分が馴染める構築ではなく、使うしかないと思ったときにはすでに諦めの気持ちがあったのが正直なところです。
グラゼルネに関してはルナオーガやディアオーガにランドロスが入るパターンが直前になって僕の目の前に現れ、ランドロス対策が薄い構築なので選出が非常に窮屈でした。
しかし、INC本番で相手のパーティと選出をメモし、終わった後感想をブログ等に記録することで構築の課題が見えたのは大きな収穫でした。多くの人は当たり前のようにやっていると思いますが、自分はノートにメモするのも三日坊主で終わってしまい、今回が初めてPCにメモしたところ最後まで続けられたので、今後も続けていこうと思います。
ウルトラルールですべきことは、
・まずシーズン開始前にあらかじめ構築を用意しておく
・シーズン開始前に個体を揃えておく
・シーズン開始後は週に20〜50戦はレーティングに潜る
・レーティングで今回のINCでしたように相手のパーティと選出をメモする
もしくは
・モチベがないなら参加しない
これに尽きるかなって思います。今はやる方向でいますが直前のモチベ次第なのでやらないと決めたらやらないで行こうかなって思います。
【VGC2019】ムーンルールボツ集
INCお疲れ様でした。
僕の結果は散々どころかやる気なくなってやめてしまったので潜ったとも言えないレベルです。
最終的に使った構築と結果、反省の記事を後ほどアップしようと思います。
僕のムーンシリーズに対するモチベがまだ健在だった頃、おもちゃとガチの2体を延々と考察していました。それがジャラランガとホウオウです。
構築がまとまらず結局没になってしまったので、この機会に共有しようと思います。
ジャラランガについて
構築名
†月面断崖ソウルビート†
ジャラランガZしたいだけの構築。中野支部と言えばジャラランガ。
ジャラランガ自体は控えめCS振り切りの守る放射スケノ気合いボールという構成。
構築に至った経緯を説明すると、
メモ書き「ジャラランガを処してくるテテフに対し確実に動けるスカーフルナアーラと、一致技が通らないコケコを処すグラードンを伝説枠に採用。この組み合わせはゼルネに対しても十分戦えると踏んだ。あとはジャラランガのサポートにとりあえずガオガエンを採用し、ジャラランガ絶対選出はどうしても無理があるため、ジャラランガを選出しなくてもそれっぽく戦えるようにグラルナガエンと補完が良いカミツルギとモロバレルを採用してとりあえず完成。」
構築自体やりたい事が決まっており、使っていて楽しい構築に仕上がったのでフレ戦でよく使用していました。が、突貫である上に一線級の戦闘力は感じず没に。ジャラランガよ永遠に。
ホウオウについて
使用構築を固めるまでずっとホウオウが最強だと思い込んでいました。ホウオウの長所と短所を挙げると、
長所
大抵の伝説ポケモンに強い
・ゼルネアス
仮想敵、無類の強さを誇る
構成次第で完封、岩技持ちも威嚇と火傷でワンチャン狙える
晴れ下ならゴリ押せる
向こうからの攻撃を受けられるためゴリ押しが効く
タイプ相性有利
グラードンと組むことで雷も当たらなくなり有利
その他諸々
一般ポケモンからの打点が少ない
一致抜群Zがコケコかルンパくらい
あり得ん固い
後述。並の等倍技なら受けられる。
短所
カイオーガにどうあがいても勝てない
仕方ない。Tier1に色不利はきつすぎる。
ジガルデにどうあがいても勝てない
なんで地面タイプなのに一致抜群取ってくるんだコイツ
ボツ構築
あれこれあって、自分で組んでみたメンツがこちら。
グラホウオウ
ゼルネホウオウ
構築経緯は
コロコロ変えすぎて忘れた
以上。
下がみんてぃあさんと通話しながらTeXYas参考にして組んだのは覚えてます。
聖なる炎による火傷狙い+ゴリ押しがやりたかったので、今回結果を出しているホウオウ+カイオーガの組み合わせは使う気になれませんでした。カイオーガと合わせるならルギアの方が強いと思います。
単体考察
ホウオウ@オボンのみ
212(244)-151(4)-127(132)-×-209(124+)-111(4)
-おいかぜ
-じこさいさい
-せいなるほのお
H
・4n(自然の怒りでオボンのみ発動、カプZでオボンのみ発動後自己再生で全回復)
B
・222グラードンのダブルダメ岩雪崩確定耐え
D
・11n
・147コケコのEF下10万ボルトをオボンのみ込みで2回耐え
・222カイオーガの晴れ下潮吹きオボンのみ込みで2回耐え
あり得ん固い。ホウオウの調整としてはかなり物理方面にも固くバランスが取れているのではと思います。ブレイブバードや聖なる炎をウエポンとしてゴリ押す戦い方をするより耐久に特化した方が強いと思っています。
結果、ダメでした。グラードン採用してみたり、ルンパ採用してみたり、草水たくさん採用してみたり、あれこれ試した結果、カイオーガに最後まで勝てず解散。ホウオウよ永遠に。
まとめ
ジャラランガはネタパ、ホウオウはガチパとして考察していました。ジャラランガの方は使ってて楽しかったので、考察の浅いテンプレを使うよりもこっちをINCで使った方が精神的に良かったのではないかとすら思いました。
ウルトラはちゃんと強い構築を作りたいと思っていますが、おもちゃ構築も作って「虚無〜」とか言いながら遊ぶのも楽しいと思うので、いろいろやってモチベを維持したいと思います。
【VGC2019パスタシリーズ】しめじとベーコンのたらこクリームパスタ
起立、気をつけ。
こんにちは、inamyです。
「バーチャルさんはみている」をきっかけに委員長のアーカイブを見るようになりました。可愛いですね。
今回は自炊初心者僕が今までで一番美味しかったパスタのレシピをメモとして残すついでにシェアします。
起立したまま見ていってくださいね。
材料
- パスタ1人前
- にんにく1片
- 玉ねぎ1/2玉
- オリーブオイル30cc
- しめじ1/2株
- ベーコンお好み
- 牛乳150cc+生クリーム50cc
- たらこ40g
- 和風だしの素小さじ1
- (ツナ缶1缶)
手順
※写真は撮ってません。
①パスタを塩分2%程度のお湯で茹でる
・あとでソースに茹で汁を加えるのでしょっぱいお湯で茹でてください。
②にんにくとオリーブオイルを冷たいフライパンに入れ加熱する
・にんにくの香りをオイルに移す作業です。にんにくは潰してもスライスしてもみじん切りにしてもcanです。今回は潰しました。
・ふつふつと湧いてくるまでは中〜強火、湧いてきたら弱火でじっくりと表面が色づいてくるまで加熱します。
③玉ねぎを加えて炒める
・しんなりするまで炒めます。この時に軽く塩を振るのがポイント。塩の浸透圧で玉ねぎの水分が抜け、辛味を旨味に変えるのを促進します。これを「味出しの塩」といいます。僕がよく見てるChef RopiaさんのYouTube動画によく出てきます。
④しめじ、ベーコンを加えて軽く炒める
・ベーコンは表面が焼ければいいのでこのタイミングで入れます。
・しめじはすぐ火が入るので炒めすぎ厳禁です。しんなりするまで炒めます。
・ツナ缶を入れるときもこのタイミングで入れます。
⑤牛乳と生クリーム、パスタの茹で汁を加える
・茹で汁を加えてオイルと乳化させ、パスタに絡みやすくします。
・牛乳と生クリームを加えたらゆっくりかき混ぜて加熱します。
⑥調味する
・和風だしの素を加え、味見をしながら塩で調味します。
⑦パスタをあえる
・しっかり湯切りをする必要はありません。トングなどを使うかフライパンを振ってソースを麺に絡めます。
⑧盛り付け→実食
・パスタを中央に丸く高く盛ると意識高いらしいです。
・お好みで胡椒をかけて完成です。パセリがあるとなお意識が高いです。
参考
僕がよくパスタを作るときに参考にしているYouTubeチャンネルです。面白いしわかりやすいので是非見てみてください。
コココロのムロサキさん推せる。
あとがき
作ってる最中の写真がなくてすみません。
パスタは何入れてもいいみたいなところあるので自炊初心者でも美味しいのが作れておススメです。
それでは、
気をつけ、着席。
以上、inamyがお送りしました。
【S13】使用構築
inamyです。
今期は考察に力を入れていましたが、INCなどに追われ時間をあまり確保できなかったので、無理なく構築を組むことを意識しました。短い間の努力の成果としてここに残しておきます。
以下、状態
使用個体
焼きラーメン@明日のレモンサワー
-野菜ミックス1袋
-にんにくの芽4〜5本
-袋麺1.5玉
-市販豚骨スープ半分
・ここから構築をスタートした。レモンサワーとの相性も良かった。初の試みだったが使用感は悪くなかった。反省としてはにんにくの芽を食べやすいようにもう少し細かく刻むべきだったということと、スープは醤油または塩にすべきだったというくらい。
和風たらこパスタ@エビスビール
-バター20g
-醤油大さじ1
-みりん大さじ1
-オリーブオイル大さじ1/2
-たらこ40g
-パスタ1束
・最も簡単だった。調味料とたらこを混ぜてパスタにあえるだけなので初心者にも扱いやすい構成となっていると思う。親が実家から持ってきてくれたエビスビールと合わせたが、ビールが勝っている感が否めなかった。
ガーリックチャーハン@金麦濃いめのひととき
-にんにく3片(スライス2片、みじん切り1片)
-豚モモ肉100g
-卵1個
-醤油大さじ1、みりん大さじ1、料理酒大さじ1(下味)
-ごはん200g
-塩・胡椒・味の素 適量
・構築のエース。豚肉がしっかりと仕事をし、ボリュームがあって満足できた。消費に困っていたにんにくを3片採用したのでかなり頭の悪い構成になったが、後悔はしていない。今後もエースとして続投する予定だが、反省として豚肉をもう少し細かくするべきだったというのが挙げられた。
ベーコンとブロッコリーのバターオイルパスタ@金麦
-オリーブオイル20g
-ベーコン適当
-ブロッコリー適当
-バター20g、追いバター10g
-塩胡椒適量
-パスタ1束
・本来ペペロンチーノを採用しようとしていた枠だったが、必須アイテムの鷹の爪が手元になかったので代わりに採用。追いバター含めまろみにぶっぱしていたので味にパンチがなかった。想像以上にブロッコリーが油を吸い、茹で汁を入れても乳化が上手くいったかわからなかった。
もやしの卵炒め@金麦
-ごま油大さじ1
-もやし1袋
-こくうまプチ1パック
-卵1個
-醤油大さじ1
・上述のバターオイルパスタだけでは足りなかったので補完として採用。シンプルな炒め物だがキムチが良い仕事をしてくれた。金麦が進む満足感のある枠だったと思う。
たらマヨチャーハン@一番搾り
-たらこ1房
-マヨネーズ大さじ2
-醤油大さじ2
-ネギ適量
-ごはん200g
・キャスで紹介した個体。たらこパスタを作った時余ったたらこを使った。具材を入れていなかったので寂しい感じになったが一番搾りとの相性が良かったのでよしとした。特に言うことはない。
鶏肉としめじのクリームパスタ@コーヒー
-牛乳100cc+生クリーム100cc
-カットしめじ半袋
-鶏むね肉100g
-塩胡椒適量
-パスタ1束
・構築のエースその2。初の試みだったが強めに塩胡椒して正解だった。唐揚げ用だった鶏肉を食べやすい大きさに切るべきだった。おかげで中まで火を通すのに苦労した。パスタの仕上げにパルメザンは妥協ではあるがカルボナーラのようにメインウエポンにするわけではないのでよしとした。そもそも自分に粉チーズの違いはわからない。
オムライス@コーヒー
-バター20g(鶏肉を炒めるとき、卵を焼くときいずれもこの量)
-ケチャップかなり適当
-カットしめじ半袋
-鶏肉150g
-卵2個
-牛乳大さじ1生+クリーム大さじ1
・構築の反省点。悪くはなかったがケチャップライスに塩胡椒するのを忘れる、卵の形が崩れるなど、慣れていないのが目立った。次作るときはカット野菜ミックスなどを使って具材を充実させたい。
最終結果
最高、最終: 一人暮らしでの飯をどうにかできるレベルにはなった
次シーズンは今期達成できなかった「インスタ映え」を目指していこうと思う。
あとがき
こんな感じのしょーもない釣り記事前にも書きましたね…
【VGC2019】ムーンルール Z枠考察
inamyです。サンルールお疲れ様でした。
僕自身最終的には振るわない結果でしたが、自分なりに楽しめたのでよかったかなと思います。よかったら使用構築の記事も覗いてもらえたら幸いです。
【最高1744】INC November(サンルール) オーガブゼルネ - いなみーみない
さて、今度からはムーンルールがスタートします。
そもそもムーンルールとは、
サンルールにウルネクZ以外のZクリスタルが追加されたGSルール
となっています。メガシンカは未解禁なので、全体的な耐久値はまだ低いままです。その上、カイオーガの満タン潮吹きや積んだ後のゼルネアスの攻撃に近い火力を一般枠を含む他のポケモンでも出せるようになるわけです。
なので、このルールは
Z技を通すことで相手の軸を破壊できるか勝負
になることが予想されます。言わなくてもわかるわって感じですが大事な要素であり、このルールの個性ですよね。というわけで、このルールにおけるZ枠をサンルールの時から少しずつ考察していたので、記事にしてみました。読んでいただけたら幸いです。
※全て僕個人の考えです。ルール開始以降も随時更新します。
以下、常体
個人的キャラランク
あくまで「Z枠としての採用価値」のみでランクをつけている。
一般ポケモン
A+ カプ・テテフ カミツルギ ランドロス(ガブリアス) フシギバナ
A カプ・コケコ トルネロス(その他一般飛行Z) リザードン
伝説ポケモン
C ゼルネアス ネクロズマ(日食)
? ネクロズマ(通常)
個別考察
一般ポケモン
カプ・コケコ A
電気Z(10万ボルト、雷、ワイボ)
専用Z
・電Zは全国ダブル同様に縛り・削り範囲が広い。スカーフオーガに太刀打ちできないこと、予測されやすいこと、避雷針や地面枠に一貫を切られることがデメリットとしてあるのでSはつけなかった。
・妖Zはメガレックとウルネクが使えないので需要が低い。避雷針+イベルタルには刺さる。
・専用Zはどんな相手もばちこり削れる優秀な技だが、持ち物固定ポケモンが少ない環境なのでピンチベリーを発動させがち。
ルンパッパ S
水Z(イドンプ)
草Z(エナボ)
・水Zは全国ダブルでもお馴染みの持ち物であり、相手の雨に乗っかってガオガエンやカプ・コケコを破壊することもできる。ついでにイドンプ外しおもんねえええ事件の回避もできる。
・草Zよりは水等倍の鋼(ネクロズマ、ソルガレオなど)に対しワイドガードなどに怯えることなく打つことができる。
・サンルールでは耐久調整が命の珠で崩れたり、襷の奪い合いをしていたりと持ち物で困るポケモンだったが、Z解禁で優先的にZを与えられるようになったと思う。
カプ・テテフ A+
超Z(サイキネ、サイドチェンジ)
妖Z(ムンフォ)
闘Z(きあいだま)
・Zサイチェンも考えられるがシンプルに高火力を押し付けるのが強そう。ガオガエンやディアルガで止まらなくなれる格闘Zの方が優先度は高めか
・行動保証がなくなるので、上を取った状態、あるいはサイクル内でZを通したい。
・襷やシードの択もあるのでSランクはつけなかった。
カミツルギ A+
草Z(リフブレ)
鋼Z(スマホ)
闘Z(聖剣)
・サンルールにおいても強かったポケモンだが、行動保証を捨てる代わりに瞬間火力を手に入れられる。S操作後に一度ブーストすれば止められるのは日ネクロやソルガレオ、草枠くらいであり、禁止伝説をそれらに厚くすれば十分にエースとして活用できる。
・襷を捨てることになるので、採用するならエースとしてツルギを通す構築を組むことになる。S操作要員としては襷の方が優秀であり、そちらとの選択があるのでSランクはつけなかった。
フシギバナ A+
毒Z(ヘドロばくだん)
草Z(ソーラービーム)
・晴れ下に限るが高い素早さからの削りを行う他、積む前のゼルネアスを縛ることができる点で評価できる。サンルールでは襷やいのちのたまが多かっただけに、Zを自然と採用しやすいポケモン。
・ルンパッパと違い天候に強化されない点が惜しい。
バンギラス S
悪Z(かみくだく)
・岩Zでイベルタル、ガオガエンに対する打点を持てる。悪Zは通りは良いがルナアーラにはオーバーキル気味。メガシンカできないのでチョッキやスカーフ、Zを含む火力アイテムで選択になるが、守るや竜舞を入れつつ高火力を出せるZは優先度が高い。
・Z技どうこうの前に、タイプが攻守優れており、砂によるファントムガード破壊が非常に優秀な、ムーンルールにおいて環境メタとして激増が予想されるポケモン。
トルネロス A
飛Z(ぼうふう)
・暴風Zは元技の威力が高いため火力が高く、晴れ下や通常時に必中で打てるのがメリット。放置されやすいポケモンでもあったため、Z技で圧力をかけることで腐りにくくなる。
・サンルールでは行動をきあいのタスキに依存しているトルネロスがほとんどだったため、テテフやアマージョと並んでいてスカーフの可能性が考えられるカイオーガの前で動きにくくなるのがデメリット。
・一般飛行Zはファイヤーやボーマンダ、ウォーグルなどいろいろ開発されると思うが、メリットデメリットがほぼ一致するためこれらもトルネロスと同じ評価とした。
フェローチェ S
悪Z(イカサマ)
毒Z(どくづき)
・高い火力と素早さの種族値に加えて火力の高い元技を豊富に持っている。毒Zは無振りゼルネアスを87.5%の乱数で倒せる。Z技の超火力とビーストブーストの相性も非常に良い。
・紙すぎる耐久からスカーフに簡単に縛られるのがデメリットだが、猫騙しやワイドガード、この指とまれなど縛り解除技を用いて横のポケモンを倒し、素早さをブーストさせればS関係をひっくり返せる。
カプ・レヒレ B+
水Z(だくりゅう、ハイドロポンプ)
妖Z(ムーンフォース)
氷Z(くろいきり)
・サンルールではサポーターとして使われることがほとんどだったが、本ルールでは瞑想+Z技で火力を出せるようになる。ガオガエン、イベルタルに強く、瞑想と合わせることでバークアウトでも腐りにくいのがメリット。C154レヒレのだくりゅうZは瞑想を積まなくてもHD特化ガオガエンを高乱数で落とすことができる。多少Sに割いていたり、猫騙しが一回入っていれば確定。
・D振りくろいきりZはゼルネへの強力なメタとして使える。体力回復でS操作や味方回復を継続できるようになるのも○
ツンデツンデ B
鋼Z(ジャイロボール)
・火力が高い、ゼルネアスやイベルタルに打点を持てる、ガオガエンを落とせるなど、Z枠として強そうな要素が多々ある。
・トリックルームを使う以上、キノコのほうしやねむりごなの対策が非常に重要であり、サンルールではほとんどがぼうじんゴーグル持ちだった。ぼうじんゴーグルはこの他にゼルネバレルの並びで確実にゼルネ方向にジャイロボールを打てたりとほぼマスト級のアイテムだったため、Zを採用するならフリフォコケコなどでモロバレルを徹底的に対策するべき。
ガオガエン B
専用Z
炎Z(フレアドライブ)
・サポート運用がほとんどであるガオガエンだが、火力も高くZ技は十分候補に入る。
・ガオガエン自体、型や配分が無限に存在し、構築次第で変わる。「ガオガエンはこう」ではなく、「この構築にはこのガオガエン」と言った考え方が重要で、Z枠としても「構築による」ためこの評価。もしZで採用するならトリルアタッカー運用になるだろう。
地Z(じしん、だいちのちから)
飛Z(そらをとぶ)
・地面Zはシンプルに火力が高く、威嚇が入ってもガオガエンをワンパンできる点で評価できる。オーガの上を取れていればかなりのダメージを入れられるので、S操作後に通すのが主か。火力、素早さが近いので評価は同じとした。
・そらをとぶZランドロスはグラバナにかなり刺さりそうだが、浮いているためフィールドでねむりごな対策ができず、避ける必要がある。
ドータクン B+
超Z(トリックルーム)
・よぉ、相棒w!
・挑発をシカトしてトリックルームを打てるようになる上、命中UPを生かして催眠を打つ、所謂ピロタクンが主流か。正直強みはこれだけであり、Z技特有の破壊性能は皆無だが、グラゼルネ等個々の火力が高い積み構築なら起点作りが安定して行えるので相性は良い。
・ドータクン自体が流行りそうなルナアーラやイベルタルの前で何もできないのが悲しい。
草Z(ソーラーブレードorパワーウィップ)
・カイオーガグラードンが強すぎるためサンルールでは草タイプの評価が総じて高かったが、天候込みも含めて素早さが高く縛り範囲が広かったルンパッパやフシギバナ、カミツルギと違ってこの2匹に関しては素早さが低く、場持ちさせるためにきのみやチョッキがほぼマストなため評価は低い。場持ちに特化させて崩しは他に任せた方が無難だろう。
ジャラランガ ?
専用Z
・Z技が採用理由とも言えるポケモン。悪・水半減に高いB、ツルギ、ガエン打点等はっきりとした役割を持てる点で評価できる。
・全国ダブル同様カプモンに隙を見せる上に、このルールではゼルネアスに何もできないのでスペックは高いがまるで刺さらないという印象。
ウツロイド S
岩Z(パワージェム)
毒Z(ヘドロばくだん)
・毒Zはゼルネアスに積まれる前に上から確定1発を取ることができ、岩Zはガオガエンやイベルタルに確定1発を取れる。ウツロイドに強いポケモンに対する対策を取れていれば刺さりは非常に良い。
・PGLのデータでは、サンルールINCでのウツロイドの持ち物はきあいのタスキが一番多く、次がいのちのたまだったので、Zは持たせやすい部類に入ると思われる。
リザードン A
炎Z(オーバーヒート、ねっぷう)
・サンパワーに乗っかることでウルガモスを上回る火力を出すことができる。晴れ下サンパワー眼鏡火炎放射でゼルネアスを落とすだけの火力が元々あるが、Zを持たせることでその火力を持たせつつ追い風を採用できるようになる。
・眼鏡と違って守られたら次から耐えられるので、打つタイミングに注意したい。
イーブイ ?
専用Z
・Zが採用理由であり、採用するなら確実に軸としてバトンを通す構築を組むことになる。
・禁止伝説誰にバトンしても強いが、主なバトン先としてはアシストパワーが使えて高いCを持つ月食ネクロズマか、A,C上昇を生かせる両刀イベルタルなどが挙げられる。
伝説ポケモン
ルナアーラ S
専用Z
闘Z(きあいだま)
無Z(じこあんじ)
・今まで物足りなかった火力を瞬間的に補う事ができる。専用Zは連打できる技をベースに威力200で打てるのでずるい。その他にも技範囲が広いため役割破壊Zを持たせる選択も取れる。特にバンギラスやガオガエンに刺さる格闘Zは優秀。
・じこあんじZはHP満タンまで回復する効果があるのでファントムガードを取り戻しつつジオコンをコピーできる。
・はたきおとすの威力が下がるのでZとの相性は非常に良く、ルナアーラを見たらまずZと思っていいレベル。
・Z枠としてほぼ完璧であるが、ドーブルに無効で吸われることには注意しなければならない。
ソルガレオ A+
専用Z
闘Z(馬鹿力)
無Z(はねる)
・技の選択肢が多く、個々の威力が高いのが魅力。特に馬鹿力Zはタイプ上苦手なガオガエンや鋼タイプに打てるので役割破壊Zとして非常に相性が良い。超Zはシンプルに攻撃技で使えるほか、挑発を無視してトリックルームを張ることができる。
・最高のおシコりZ、はねるZはA+3の効果があり、特性とも相性が良い。+3ダブルダメ地震で大抵のガオガエンを倒すことができる。
・ジガレオ構築にZ枠として自然と採用できるのも特徴。
ネクロズマ(日食) C
・フォトンゲイザーZはCで換算される。
・高威力のサンシャインスマッシャーを打てるが、鋼技の通りは良いとは言えず、打つ相手のフェアリータイプには素のメテオドライブで十分。
・補助技Zはトリックルームの一発芸か、素早さを上げるZサイドチェンジあたりが考えられ、いずれも相性が良さそうには思えない。
・「相手からの弱点Z技を守る」という立ち回りが可能となり弱点保険がより一層強化されたため、そちらの優先度が高すぎてZを持つ必要がない。
・日食同様弱点保険との相性がとても良いためこの評価だが、日食と違い4倍弱点を2つ持っていることから特性込みでも生存を保証できないため弱点保険の優先度が少し下がる。
・またルナアーラZもフォトンゲイザーZも威力が高く、それをルナアーラを上回るCから放てるので火力のキチガイ度がルナアーラと違う点。
イベルタル S
格闘Z(きあいだま)
・200Z持ちですら貴重である中、オーラ補正の乗るイベルタルから放たれる悪Zの威力は特殊最大火力の悪波で213、物理最大火力のイカサマで233を叩き出す。特殊はH振りツンデツンデを確定、グラードンを8割以上の乱数で吹き飛ばす火力。
・サンルールでこの上なくガオガエン投げ得ポケモンであったが、格闘Zを獲得したことでそのガオガエンを破壊できるようになった。
ゼルネアス C
闘Z(きあいだま)
・Zジオコントロールは全能力上昇の効果があり、アンコールや挑発を受けても確実に能力を上げることができる。攻撃技Zでも火力を出せるが、+2ムーンフォース>±0ムンフォZなので採用理由としては厳しい。ジオコンZの仕様を検証した動画ツイートがあったので、検証結果を紹介。
→Zジオコンを決められると先制、後攻どちらからアンコールを打ってもジオコンで縛ることができない(しかしうまくきまらなかったと出る)
→アンコール状態になってからZジオコンをすると能力上昇はするが2ターン目は発生せずZジオコンを打つ前に出した技で縛られる
・Zを持たせなくてもZ技に劣らない火力を出せるゼルネアスにZを持たせるにはそれなりの理由と取り巻きか必要であると思っている。
ジガルデ A
地Z(グランドフォース、サウザンアロー)
・元技の威力が同じであるサウザンアローZは5、ウェーブZは10だけ謎に威力が落ちるので、Zを持たせるならグランドフォースを採用したい。
・かつてのレヒレグロスのような積みサイクルであるジガレオ構築に瞬間火力を持たせることができる。実質オボンとZを持つことになるのでスワームチェンジとの相性も良い。
・ソルガレオとZを取り合う点、シードという選択肢がある点を考えると優先度は少し下がる。個人的に竜舞型にはZ、とぐろをまく型にはシードだと思っている。
ゼクロム A
電Z(らいげき)
・打ち分けができるので1つの構築でクロスと水浸し雷撃を両立しやすくなるほか、雷撃外しおもんねえええ事件を一度だけ防ぐことができる。EF下での雷撃Zはロマンに溢れている。
・物理技なのでジオコントロールのタイミングで通ればゼルネアスを倒せるが、元々の相性が不利なので追い風や猫だましなどを絡めないと通すのは難しい。
レシラム A
炎Z(あおいほのお)
竜Z(りゅうせいぐん)
・スカーフや眼鏡と違い打ち分け可能になるおかげで青い炎外しおもんねえええ事件を未然に防ぐことができる。晴れ下での青炎Zはロマンに溢れている。片方がZ持ちのクロス構築を作ることができ、パーティパワーが非常に高くなる。
・竜Z採用するくらいならグラードンと合わせて晴れ炎Zを採用したい。
キュレム A+
・貴重な200Z持ち。カイオーガ、日ネクロズマ、ソルガレオ以外の禁止伝説に等倍以上で入る点で評価できる。
・元技がため技であるため、そこに一つ割かなければならないピーキーさは否めない。横のポケモンで相手のゼルネアスからパワフルハーブをトリックする立ち回りもZなので不可能。
ディアルガ A+
鋼Z(ラスターカノン)
・貴重なロマン砲200Z持ち。鋼Zは積まれる前のゼルネアスを倒せるが、+2は最高乱数を引かないと倒せない。
・守るやトリックルームを持たせながら、耐久を削らずに高火力を出せるので、Zはかなり便利になると思われる。特にゼルネに対してトリックルーム中にクリアスモッグ+鋼Zで縛ることができる。
パルキア S
水Z(ハイドロポンプ)
竜Z(あくうせつだんorりゅうせいぐん)
・サンルールではパルキアの主な採用理由が雨メタ、雨+眼鏡ハイドロポンプでゼルネアスを上から倒すというものであり、水Zは同じ採用理由でも命中不安のハイドロポンプでこだわらなくてよくなる、外して返り討ちにされずに済むというメリットがある。
・晴れ下でもH振りグラードンが中乱数で落ちるため(流星Zは高乱数)、グラゼルネとのサイクル戦で負荷をかけやすい。
・打ち分けできるようになるので水技を打った後ナットレイに止められにくいのも魅力。
ギラティナ(アナザー) B+
毒Z(どくどく)
竜Z(りゅうせいぐん)
・アナザー固定。瞑想が使えて、はたかれなくなるという点で全国ダブルのクレセリアと共通しており、似たような運用ができる。擬似シード+崩しのどくどくZと腐るのを防止するための瞑想+シャドボZor流星Zの2択。ただしZを持たせることで回復ソースがなくなるためこの評価。癒しの波動や威嚇と合わせると要塞が誕生する。
グラードン A+
地Z(だんがいのつるぎ)
炎Z(ほのおのパンチ、ふんか)
・ロマン溢れる火力をしていらっしゃる。ただでさえサンルール環境では外さなければ断崖の通りが良かったので、地面Zには同じように通りの良さが期待できる。
・Zの元となる技の威力が基本的に高く、選択肢が多いのも魅力。受け回し性能はオボンやピンチベリーの方が高いのでこの評価。
カイオーガ A
水Z(しおふき)
・こちらもロマン溢れる火力をしていらっしゃる。オーガ日ネクロガエンバレルなど、他にZ枠を持たない並びに組み込むなら採用の価値は十分にある。根源の波動を採用しない場合、HPが削れてもキチガイ火力を出せる点が魅力と言える。
・しかし、スカーフや眼鏡、ピンチベリーなど他の持ち物でもカイオーガ自体が強力であり、ルンパッパなど他にZを渡すことも普通に考えられるので、Z枠としての価値を評価するとA止まり。
レックウザ B+
・オーガメタ破壊兵器に汎用性を持たせるというのが採用理由か。一度だけガリョウテンセイを打てるようになるのとほぼ同じで、積みアタッカー型として使いやすくなる。
・Z型は積み技+神速との相性が良く、襷やチョッキはカイオーガの補完性能に優れているので一長一短ではある。
ホウオウ B+
飛Z(ブレイブバード)
炎Z(せいなるほのお)
毒Z(どくどく)
・基本的に詰めるポケモンなので、Z技として採用するなら毒羽型にしたい。硬そう(小並感)。詰め型のホウオウにZを渡すとパーティーパワーを著しく落としてしまうが、硬さは一級品。
・A130と控えめである上に威嚇が蔓延するためアタッカー採用は趣味の域と思っている。
ルギア B
飛Z(追い風)
・エアロブラスト確定急所マン。瞑想羽休め型を猫サイクルと合わせるのが強そう。追い風、羽休め、マルチスケイルの相性が非常に良いが、シャドーレイに貫通されるので猫枠にガオガエンは確定か。
・猫サイクルに強いテテフに強い。
・書いてるうちに可能性を感じてきたので発想力のある人ルギア軸作ってください。
ミュウツー S
超Z(サイコブレイク)
・ロマン溢れる火力をしている。PF下であれば超Zはもはやオーバーキルなので、テテツーなら格闘Zを採用したい。
・Z通せば勝ち級の火力があるので、イベルナに対する引き先が必須。必然的に受け寄りのポケモンと組ませる事になるのでZを渡しやすい。
個人的注目ポケモン、構築
Z技解禁で大幅強化され、最強クラスになったのは間違いなくこの3匹。このポケモンを通す構築を作るか、これらにメタを張るかが構築の原点になると思っている。
前述の通りZ枠として優秀ということ以上に、特性とタイプが優秀なので、イベルタル、ルナアーラに非常に強い。S操作で上を取れば格闘Zに怯える必要もなくなるので、サンルール以上に活躍が見込まれる。
ジガレオ構築
積み構築で素のパワーはないという点で全国ダブルのレヒレグロスと似ていて、同構築で重要とされていたサンダーやレヒレのZによるサイクル破壊の役割を禁止伝説が担えるようになるという点で注目している。竜舞Z型ジガルデが登場すれば、サンルール効果ではほぼトリルだったジガレオのSラインがさらに読まれにくくなり、使い手次第では非常に強力な構築になりそう(僕には無理そう)。
タクン入りグラゼルネ構築
頑張ってくれという個人的な期待を込めて。防塵ゴーグルでは催眠術は防げないので、催眠対策の重要性が上がる要因の一つになるとは思っている。ピロタクンと見せかけてグラードンがZぶっぱなして破壊の限りを尽くすことも考えられるので、他の構築よりも誰がZかを見極めなければいけなくなるだろう。
まとめ
個別にZ枠としての単体性能を考察してきたが、ここで評価の高いZ枠ポケモンの特徴をまとめてみる。
- 無効タイプがない
- 元技の威力が高い
- サンルールで火力アイテム持ちが多かった
以上のうち2つ以上に当てはまるポケモンに高い評価がついている。
また、評価が低いポケモンの特徴は以上に当てはまらないポケモンの他に、
Z以外で相性が良すぎる持ち物が存在する
この場合、相対的にZ枠としての価値が下がり低い評価がついている。
あとがき (敬体)
長々と書いてきましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。考察を始めたきっかけが「みんながおもんないって言ってるから」でしたが、これを機に面白そうと思ってくれたら幸いです。今回紹介した例はほんの一部であり、禁止伝説は全て考察しましたが、一般ポケモンはまだまだ無限に開発される可能性を秘めています。それを探るのもまたこのルールの楽しみなのではないかなと思っています。
今年のWCSルールは更新されるにつれ大怪獣感が増していくので、今後もこの環境を楽しんでいきましょう!
それでは。
更新履歴
12/14 ウツロイド、リザードン、イーブイを追加。イベルタル、ゼルネアスの考察文章を変更。
【個人企画オンライン】10パートナーズシングル 振り返り
inamyです。
夏休みごろにDiscord内で始動した後輩くん企画のオンライン大会についての記事になります。
大会のルールは
10パートナーズ
・対戦ルールはシングルレーティングバトルシーズン10準拠
・各プレイヤーは最初にポケモン10匹をパートナーズとして登録する
・シーズン10使用率上位30位以上のポケモンは、3体までパートナーズに登録できる。
・対戦カードが出揃った後、各プレイヤーはパートナーズに登録したポケモン+自由枠1体まででパーティを組む
・パーティを組む際、上位30位以上のポケモンは1体までしかパーティに入れられない。
という風になっています。メタゲームです。
シングルの知識がない僕はとりあえず上位に入らない中で強い並びを置いておこうと思い、留学中考えていました。
最終的に僕が登録したパートナーズがこちら。
ラティハッサムレヒレとトノラグツルギの並びを作りました。あとは入れなければならない使命感もあって好きなポケモンであるドータクンとバンギラスを、ドータクンのトリルからのエースや相手のトリルへの圧力としてカビゴンを、刺さればeasy+誘導力があってシーズン10で結果を出していたジャラランガを採用しました。
上位30位以上はバンギツルギレヒレになります。
パーティを組むのに困らないようにしたつもりなので、一応自由枠も含めた基本構築を用意していました。
①ラティハッサム
②トノラグ
だいたい自由枠にスカーフを採用していました。
ドータクンを使う気はハナからありませんでした。
以下、常体。
対戦結果
vsカナタ
使用構築
選出
カナタ:ジャラフーディンゴーリ
よくわからなかったので基本構築を持って行った。
回線切れで仕切り直しになったが、初手のバレパン急所まで再現できていなければジャラランガに3タテされていたため運勝ち。
速いサンダーが計算を狂わせたようで、フーディンとめざ氷で拘ったサンダーの対面で電気Zを警戒してゴーリに引いたところにたまたまジャラランガが合わさり、フーディンゴーリにジャラランガを通すことができた。
vsのざ
使用構築
選出
僕:ムクホトノラグ
バナさえ出て来なければトノラグが通ると思い、基本構築トノラグ版に自由枠としてムクホークをスカーフで採用。それでも選出画面にいたバナは重かったがムクホークの選出圧力で出てこなかったのでよかった。ムクホークの蜻蛉から脱出ニョロトノに繋いでラグラージでランドガエンを2タテ、からのニョロトノの滅びで綺麗に勝てた。ランドグロスがいる時点でジャッジキルなことに後日気付いたが、トノラグが刺さっていて普通に試合には勝てたので何も言わなかった。
vsヒロ
使用構築
選出
ミミッキュさえどうにかしてしまえばジャラランガを通せそうと思ったのでジュモクハッサムでサイクルを回して負荷をかけてからジャラランガを通すプランを考え、実際そのように選出した。ライボルトとトリル展開がきつかったのでトノラグとカビゴンを選出圧力をかけるために採用した。が、ご自慢の"マジシャめざ炎ブルル"にジャラランガが破壊され、ボルチェンと放射で削れたブルルを餌にしてスカーフジュモクが3タテする試合になった。
以下、敬体。
まとめ
残りピカズヤ戦(1-2)とれをんちゃん戦(2-1)を控え、3回戦終了時にブロックに3-0が僕だけの状態で大会が流れたので、どちらかに勝てれば予選抜けでした。試合消化が期限なし、日程もプレイヤー委託だったところが流れた原因かな、と思います。
とはいえ、大会自体はとても面白く、シングルに触れる機会やパーティ考察も良い経験になったので、また身内でこんな大会が開ければな、と思います。
リーフありがとう!
【最高すらわからない】INCサブ使用ルナゼルネ
最終日14戦目からスタートして15戦目やる前にしてたいみつ、やる気がなくなった。これが最高なのかちょっと落ちてるのかすらわからない。
書くことないので一曲聴いてください。
\ジャーン/
自慢の〜ガブでレートに潜って〜
INCでも17乗せて〜
意気揚々とブログを書いていたんだ
もしかしてだけど〜(もしかしてだけど〜)
もしかしてだけど〜(もしかしてだけど〜)
そういうことだろっ!
\ジャン/