【再掲】【2日目18-4 1705】JCS2019予選使用オーガネクロ
ツンデツンデめちゃくちゃ可愛くない?
どうもinamyです。JCS予選お疲れ様でした。
結果ゴミな割に長文書くいつものやつやろうと思うので構築の中身だけ見る方は目次からすっ飛ばしてください。
予選までの取り組み
1月から構築を考え始め、万全の準備をした状態でレートを迎えようと思っていた。しかし、レート開始直前になりそれまで組んでいた構築が全く勝てなくなったせいで使える構築がなくなり、それから色々な軸を試したがどれも寄せ集めと言えるようなものばかりで勝てることはほとんどなく、自信もモチベも地に落ちてしまった。実際前回のムーンシリーズで反省点として挙げた
・構築を早めに実機で用意しておく
・週に50戦はレートに潜る
この二点を一切達成できなかった。
この時点で自分で抜けることは諦め、せっかく入れてもらったPCLのチームのために本番を通して良い構築を作ることを目的として潜ることにした。
最終的な戦績は下記の通りだが、2日目まで良い勝率を保てていたために、構築をもう少し練っていればという後悔の念があった。
2日目まで良い勝率で17に乗れ、当日のプレイングは数試合除いて全体的に悪くなかったと言えるので個人的には満足している。
戦績
初日 9-2 1607
2日目 9-2 18-4 1705
最終日 10-13 21-17 163×
虚無を引いた回数:6回(3-2-1)
最高レート1705
使用構築
構築経緯
上記のように、直前になって何を使っても勝てず、プレイヤーとしての自信とモチベが地に落ちてしまい、結局1月から組み始めて3月に放棄した構築を引っ張り出すこととなった。
相互FFの人がS13スペレでツンデオーガに破壊されているのを見て真似するところからスタート。
コンセプトは「初速が速いポケモンで荒らしてからトリルオーガを通す」。
1月時点でカプ・テテフ+メガミュウツーYを初手崩し枠に選択、ミュウツーに電気技を採用して対イベルタル用選出にカプ・コケコを採用していた。SDでは1500手前まで行った。
この崩し枠への信用度が揺らぎ、一度グラカイスタン寄りになった。ツンデオーガ戦法もマンダでの追い風戦法も取れる内容となっていた。
S操作からのグラカイは弱い訳なかったがウルネクに勝てなかった。
3月時点では崩し枠をまたミュウツーに戻し、カイオーガの刺さりがイマイチだと思ったのでグラードンに一時期変えていた。
結局ウルネクには勝てず、この時点で一度解散してしまった。
この構築をまた握ることになった際、最初の形を引っ張り出して電気枠をサンダーに変えてみた結果、それまでより大幅に勝率が上がったのでこれで行こうと思った。この時以前グラネクロを触った時に強いと思ったカプ・テテフの自然の怒りを採用したが、自然の怒り+ミュウツーの攻撃は軒並みのトリル要因やガオガエンに耐えられることがストレスだった。そこでふと「これウルネクでよくね?」となり最終的な形となった。
グラゼルネ、レックゼルネ、ルナグラに有利を取れるように組んだ構築になっている。
この通り、この構築は本番直前に完成した突貫構築である。この時点で構築に対する不安はいくつかあった。
まずはミュウツーがいたところにウルネクを突っ込んだためにメガ枠がいないこと、次にどこからどう見てもイベオーガ+草鋼が無理であること。
メガ枠がいないことによるデメリットは禁止伝説を片方選出できないレベルの不利マッチで種族値負けを起こしやすいことである。合計種族値が600以上のメガ枠がいれば、伝説枠で不利でもメガ枠をエース運用することで多少アドを取り返すことができる。
また、イベオーガ+草鋼が無理という問題は、まずイベルタル自体が環境トップのゼルネアスとレックウザにパワー負けを起こしやすいと思い、数自体は少ないと読んだ。所謂「マッチングで避ける」という究極の対策方だが、論者がボノガッサを引くよりは確率は低いだろうと踏んだ。また草鋼がナットレイであれば相手のプレミや自分のプレイングが冴えていれば勝てなくはなかった。
個別解説
カイオーガ@あいいろのたま
207(252)-×-135(196)-226(44)-182(12)-111(4)
C:雨満タン潮吹きで無振りメガガルーラ確定1発
他:余り
-まもる
-ねっとう
-しおふき
選出率1位(92%)
構築のエース。序盤場を荒らした後でこのポケモンと後述のツンデツンデで全抜きするルートが基本。
当初は最遅だったが、追い風を採用したこと、冷静オーガの用意が間に合わなかったことがあり控えめでの採用となった。Sにほとんど振っていないこともこれだけがっつり耐久に割いたことも特に間違いではなかったと思うが、S実数値が完全に間違いだった。85(最遅)か103(個体値16、追い風下で最速メガミミロップ抜き)が正解だったと思う。111にしたせいでトリル下でグラードンに断崖を当てられてしまい、本来メタ対象のグラゼルネを落としたので非常に悔やまれた。
177(36)-×-130(4)-196(148)-163(124)-134(196+)バースト前
↓
177(36)-×-118(4)-206(148)-133(124)-191(196+)バースト後
C:天焦滅亡光でH振りゲンシグラードン確定1発
S:最速メガボーマンダ抜き抜き
-まもる
-だいちのちから
選出率2位(84%)
ミュウツーに代わり急遽採用されたポケモン。後述するカプ・テテフの自然の怒りと合わせて数的有利を取りに行く。月食シャドーレイ採用にすることでルナアーラのみならずドータクンやクレセリアも破壊することができる。また、フォトンゲイザーの型破り効果でヌケニンを自然に対策できる。
とても強かった(小並感)が、Z固定でなおかつタイミングがバレやすいということもあり、相手の守るとの択に勇気が要るポケモンだと思った。
配分は後輩君のものをこっそりパクったが、やたらと同速に負けたので環境のウルネクは基本的にもっと速かったと思う。
145-×-96(4)-182(252)-135-161(252+)
CS振り切り
-マジックルーム
選出率3位(74%)
大体初手に投げ、自然の怒りを連打するポケモン。ルナアーラのファントムガードをサイチェン考慮で破壊できるマジシャ採用。サイコフィールドも自然の怒りも非常に強く性能面では文句なし。
自然の怒りを大事な場面で外す戦犯をしょっちゅうやらかしてくれたのでお説教が必要。
ツンデツンデ@シュカのみ
168(252)-155(28)-231-×-165(228+)-16(-)
A:特化ドータクンと同値
D:222ゲンシグラードンのだいちのちからシュカのみ込みで確定耐え
-まもる
-ジャイロボール
選出率4位(71%)
トリル始動、対ゼルネ要員で構築の軸。スキルスワップで天候を取りながらカイオーガにビーストブーストを付与するのが仕事。
HD配分はイベルタルの悪ZやルナアーラZを耐えられる、デルタストリームで上書きされていれば根源の波動を耐えられる等色々な場面で生きてとても強かった。仮に岩Z型のツンデツンデを使うことになってもこの配分を使う気がする。
201(244)-135-110-90(-)-154(236+)-84(28)
HD:なるべく特化
S:最遅90族-1
-とんぼがえり
-バークアウト
選出率5位タイ(28%)
諸説枠その1。代替案が全く思いつかなかったため採用せざるを得なかった。受け役、悪打点、テテフを出さない時の猫騙し役ではあるが、テテフはほぼ選出するしルナアーラにはテテフネクロから入るしオーガレックに強いわけでもないので考え直しが必要。一応カイオーガやゼルネアスを弱らせるためにD特化とし、バークアウトを持たせた。選出機会は多かったが消去法での選出が多かった。出しときゃなんとかなると思わせるのがこのポケモンの恐ろしいところでもある。
サンダー@デンキZ
166(4)-×-105-177(252)-110-167(252+)
CS振り切り
-みきり
-おいかぜ
-ほえる
-かみなり
選出率5位タイ(28%)
諸説枠その2。イベルタルやカプ・レヒレなど、この構築に対して好き勝手されてしまう相手へのワンパン打点として採用。枠的にメガマンダと迷ったが同じ役割を与えられるか怪しいということで却下とした。選出した時はそれなりに活躍してくれた。吠えるの枠はめざ水や身代わりなど候補があったがめざ水は読まれるし身代わりしてもこご風で割れるので結局吠えるになった。打つ機会はあったが強くはなかった。
構築の課題
事前にある程度穴は見えていたが、実戦を通して新たに見えた課題を挙げていく。
・総合的な使用感
テテフネクロ→無難に強い
オーガツンデ→まあまあ強い
テテフネクロオーガツンデ→出せない相手が結構多く、この選出できないとまずきつい
基本選出が固まっていただけあって、選出が歪むとそれだけでプランが崩れてしまっていた。
・対オーガレック
練習では勝てないイメージは全くなく、多くても大丈夫だろうと踏んでいたが、本番で基本選出をして歯が立たず、その後もマッチングする度に選出を歪まされていた。オーガレックに関してはウルネクよりミュウツーの方が刺さっていたと思う。
・雨+カミツルギ
ナットレイはギリいけると思っていたがカミツルギはどうしようもなかった。レックウザとメガボーマンダの筆頭で採用を避けられるだろうと思っていたが2回ほどマッチングした。
・トリルグラードン
こちらのカイオーガが冷静でないためにトリル下で先に動かれるグラードンが厳しかった。さらにその相方がバーストしない日食ネクロズマ等カイオーガより遅いポケモンだとトリル下であっさり倒されてしまうので厳しかった。トリルを張らなければいいじゃないかとなるかもしれないが、スキルスワップを上から打たないと水技の負荷をかけられない。
・メガギャラドス
SDではごく稀にみたがJCSにも突然現れボコボコにされた。
これからの取り組み
JCSへの出場が叶わなかったので、レートくらいしかダブルバトル挑戦の場がなくなってしまった。なので自分でもこれからは潜ろうとは思うが、結果を出すというよりチームメンバーと一緒に強くなれるように取り組んでいこうと思う。
余談
サンシリーズが終わった後、よく一緒にダブルやる人たちが口を揃えて
「飯はちゃんと食った方がいい」
と言っていたので、3日間の晩飯を少し充実させてみた。
初日
大戸屋のなんとかかんとか豆豉炒め定食
久しぶりに野菜をここまでしっかり食べた気がした。五穀米も身体に良さそう。
2日目
名前忘れたけどスープカレー屋さんのチキンレッグ+チーズライス
この日半額キャンペーンということで、新歓ライブを終えた自分へのご褒美も兼ねて行ってきた。美味かったけどしょっちゅう行ける値段ではない。
最終日
大戸屋バジルチキン定食
またまた大戸屋。五穀米が身体に良さそう(n回目)。想像以上にチキンが少なく、ほぼサラダって感じ。
食事による集中力の違いは正直わからなかった。結果も出なかったしただ飯が美味かった3日間になってしまった。
おわり